のぼりの文字と売られている物が季節によって変わる

のぼり旗と季節の商品といえば、普段通っている国道の道端に突然シーズンごとに現れる屋台をイメージします。

それは、本当に突然現れて、気が付けばなくなっている屋台のお店です。

毎日通勤の途中の通る道に、今まで何もなかった場所に、ある日、スイカと書かれたのぼりが、電信柱が建っている横にくくり付けられているのを見つけるのが、7月の中旬です。

そして、同じような電信柱が5つほど続いた小さな空き地の、屋台のような小屋のような建物が出来ていて、通過する一瞬でもはっきり分かるほどたくさんのスイカが置かれています。

こののぼりの文字と売られている物が、季節によって変わるのですが、もちろん特に何も季節商品のない時期もあり、そういう時は、完全にその場所は空き地に戻っています。

その戻り方も、ある日突然、また店がなくなるという感じです。

今までの傾向から見ると、その屋台で売られているのは、果物や果実が中心です。しかも、ちょうど旬の季節の食べ物の幟で、興味をそそります。ある時は、梨、ある時は、桃、そして、栗やブルーベリー、琵琶、柿、イチジクなど、私の好きな物ばかりです。

形も、スーパーで売られている綺麗なものと比較すると、 少し家庭向きな、感じで親しみが持てます。

のぼりには日帰り温泉と書かれていた

のぼりと季節の商品は、ドライブインに沢山あった。八ヶ岳へ仲間と日帰りドライブをした帰り道、土産を買い損ねた彼女が談合坂で微笑んだ。

八ヶ岳の緩やかな坂を上っていく途中には、無人の野菜売り場があった。のぼりには、もも、とうもろこし、やさい、といった分かりやすい単純な単語が書かれていた。

帰りには寄ろうといっていながら、山の上に行くに従い、書かれている言葉が、牛乳、バーベキューの変わっていき、観光地や牧場が増えていった。

震災影響で野菜の産地が気になりだし、山の野菜、いわゆる高原の野菜を買いに行くというのがドライブの目的のひとつであった。 SNS株式会社 http://www.ebbs2005.com/

しかしながら、空気の良いところ、景色の良いところを目指し、話しながら運転するに従い、気がつくとランチを食べて、日帰り温泉につかり、当初の目的はすっかり忘れ去られてしまっていた。幟には日帰り温泉と書かれていた。

時間が経つのは早いもので、帰り道をナビへ入力する時間になっていた。皆のんびりしていた。

誰も土産のことなど話しにも出さなかったが、高速道路に乗ってから小さな声で彼女が僕に伝えてきた。

何でもいいから野菜を買って帰ろうと。ドライブインのレストランもレベルが上がってきていて毎度感動するのだが、土産の準備もすばらしいと思う。のぼりには、もも、とうもろこしと書かれていた。